FC町田ゼルビアは25日、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱していたMF黒川淳史が、ブルガリア1部のスパルタク・ヴァルナ(FC Spartak 1918 Varna)へ期限付き移籍することが決まったと発表した。
黒川は1998年2月4日生まれの27歳。大宮アルディージャのアカデミーで育ち、2016年にトップチームへ昇格。2018年から2シーズン期限付き移籍した水戸ホーリーホックでブレイクを果たす。
2020年に復帰した大宮では、10番を背負い中心選手として活躍。2021年1月には海外移籍の可能性もあったが、メディカルチェックで引っかかり実現しなかった。
2022年にジュビロ磐田へ完全移籍して以降はなかなか出場機会を伸ばせず。2023年に加入したFC町田ゼルビアでも苦戦し、古巣の大宮や水戸へ期限付き移籍を余儀なくされていた。
以下はブルガリアでの海外初挑戦が決まった黒川のコメント。
「この度、ブルガリア1部スパルタク・ヴァルナに移籍することになりました。
この移籍が決まるまでには、沢山の方々に支援をしていただきました。この場をお借りして感謝したいと思います。本当にありがとうございます。
自分自身ヨーロッパでプレーすることは人生の中で目標にしてきた中で、このようなタイミングでチャレンジできるという事はものすごく幸せな事ですし、快く送り出してくれたFC町田ゼルビアの関係者の皆さんにはとても感謝しています。
”今”に集中して、自分自身の大きなチャレンジを目一杯楽しんでいきたいと思います」
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黒川の期限付き移籍期間は2025年6月30日までとのこと。
移籍先のスパルタク・ヴァルナは今季1部復帰を果たしたばかりだが、22節終了時点で6位。清水エスパルスの新戦力アフメド・アフメドフが今冬まで在籍していたことでも知られる。