英2部の日本代表MF田中碧が、24日に行われた第34節シェフィールド・ユナイテッド戦で値千金のゴールを決めた。

1位vs2位の頂上決戦となった試合はホームのシェフィールドが前半14分に先制。

リーズは後半途中までリードを許す苦しい展開となったが、後半27分に1-1に追いつくと後半44分に田中が逆転ゴールを奪う。

コーナーキックのこぼれを頭で合わせてネットを揺らすと、リーズはウォーミングアップ中だった選手たちもベンチにいた選手たちも全員が田中に駆け寄り歓喜を爆発させていた。現地実況も「リーズにとってとてつもなく大きなゴールになりえる」と興奮を隠せず。

直後にも追加点を奪ったリーズが3-1の逆転勝ち。この結果、首位リーズと2位シェフィールドとの勝点差は5ポイントになった。

『MOT Leeds News』は、「日本のエースはリーズが前進した際にチームの動きを止めず、いつものように堅実な守備を見せ、常にボールを奪い返し、終盤には決勝点を奪った」として、田中に8点の高評価を与えている。

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田中はダニエル・ファルケ監督から「ジェームズ・ボンド級」と讃えられるなど現地での評価を高めているが、このままプレミアリーグ昇格を掴みとれるだろうか。

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