リーグステージの戦いが終わったAFCチャンピオンズリーグ・エリート。

だが、東地区では中国の山東泰山が最終節で大会を棄権したことで問題が起きた。

AFCの大会規定では当該試合だけ不戦勝・不戦敗扱いにするのではなく、山東泰山の試合結果全てが無効にされる。

同国対決がない他の中国チームは8試合分の勝点のままだが、Jリーグ勢ら山東泰山と対戦していたチームは7試合分の勝点と明らかな誤差が生じる結果になった。

Jリーグ王者であるヴィッセル神戸は、昨年10月に行われた山東泰山戦に2-1で勝利していたが、その勝点が取り消されたため、3位から5位に降下。この結果、ラウンド16の2ndレグをホームではなくアウェイで戦うはめになった。

神戸対山東泰山戦では、AFCから神戸側に1万ドル、山東泰山に4万ドルの罰金処分が下されたが、この罰金は取り消されない見込み。

そのため、中国の『163』も、神戸に同情していた。

「神戸がさらに不満を募らせたのは、AFCが山東泰山のすべての成績を取り消したにもかかわらず、山東泰山戦でAFCから科された1万ドルの罰金を取り消さなかったことだ。これは日本のファンの間で大きな不満を引き起こし、彼らはAFCに罰金を取り消して神戸に返還するよう要求した。

山東泰山の大会撤退はまさに緊急事態だったが、それに対するAFCの素人的な対応はまったく理解できない。

通常なら、山東泰山が最終節で撤退した場合、AFCの最善策は、山東泰山に0-3の敗北を宣告することだ。すでに終了した他の7試合をキャンセルするべきではない。

山東泰山の結果がすべて取り消されると、一部のチームは8試合の勝点、一部のチームは7試合の勝点になる。これにより、最も基本的な公平性が失われる。

さらに、神戸からすれば、他人のミスも同じであり、その代償を払わなければいけない。

神戸が山東泰山を2-1で破った試合では混乱したため、AFCから1万ドルの罰金を科された。神戸はAFCから10万ドルの勝利ボーナスも受け取ったが、山東泰山の撤退により、このボーナスは事実上なくなった!

AFCは、神戸の成績を取り消しながら、罰金はそのままにした。これは間違いなく言語道断の行為だ」

中国側から見ても、ACLの対応は明らかに不公平だと感じているようだ。

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そのうえで、「今回の山東泰山の撤退は、参加費の返金、罰金、出場停止、中国スーパーリーグのACL出場権の削減など、AFCから最大限の罰則を受ける可能性が高い」とも伝えている。

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