中国で開催中のU20アジアカップで、U-20日本代表が世界大会への切符を手にした。

日本はグループステージのD組を2位で勝ち上がり、ノックアウトステージの一回戦(準々決勝)でC組1位のイランと対戦した。

この大会は今年9~10月に南米チリで開催されるU-20ワールドカップの予選も兼ねており、準決勝へ進んだ4チームに出場権が与えられる。

勝利すれば出場権を得られる大一番となったが、日本は前半5分、イランの圧力に屈して先制点を許してしまう。

ただ日本も前半30分、MF小倉幸成(法政大学)がミドルレンジからの右足でシュートを決めて同点に。

その後は一進一退の攻防が続き、90分と延長戦を入れた120分でも決着がつかずPK戦に。

PK戦では先攻のイランが2連続で失敗。対して日本は髙橋仁胡(セレッソ大阪)が唯一外したものの、他の4選手が決めて勝敗は決した。

日本が1-1(PK4-3)でイランとの激闘を制し、準決勝進出を決めるとともに4大会連続12度目となるU-20ワールドカップへの出場を決めている。

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なお、他にサウジアラビア、オーストラリア、そして韓国がいずれも接戦の末に4強入りを果たし、U-20ワールドカップへの出場権を得ている。

日本は26日に行われる準決勝で、前日に突破を決めたオーストラリアと対戦する。

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