アルゼンチンの名門アルヘンティノス・ジュニオルスに所属する19歳のFW貴田遼河が19日、公式戦でゴールを決めた。

現在、U20アジアカップを戦っているU-20日本代表世代の有力アタッカーとして知られる貴田。

まだ17歳だった2023年5月に名古屋グランパスとプロ契約を結ぶと、アジアカップの日本代表トレーニングパートナーを務めた直後の2024年2月、アルヘンティノスへ期限付き移籍。

同年12月に契約期間が1年延長され、今季もアルゼンチンでプレーしている。

この日はリザーブリーグの開幕戦となったボカ・ジュニオルズ戦に途中出場。後半36分にセットプレーのこぼれた球をゴールへ蹴り込んでみせた。

リザーブリーグの公式SNSは「日本から世界へ」という日本語とともにゴール動画を投稿。貴田は昨年、怪我による長期離脱もあり不完全燃焼に終わっていただけに、今季にかける想いは強いに違いない。

ちなみに、貴田はU20アジアカップで日本の10番を背負う川崎フロンターレMF大関友翔と中学時代チームメイト(同じ2005年生まれだが学年は大関が1つ上)。

東日本を代表する“育成最強”街クラブの一つ、FC多摩ジュニアユースで大活躍し、名古屋グランパスU-18へと引き抜かれた経歴を持つ。

ともにそれぞれの場所で成長を続けており、ロサンゼルス五輪世代の2人が再び同じチームでプレーする日はそう遠くないはずだ。

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なお、U-20日本代表は本日20日、U20アジアカップで韓国と対戦予定。ベスト8をかけて日本時間16時から行われる一戦は、DAZNで無料ライブ配信される。

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