日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマは、セリエAで降格圏18位に沈んでいたことから、ファビオ・ペッキア監督を解任し、クリスティアン・キヴを新指揮官に招聘した。

そのパルマは22日に行われたボローニャ戦に2-0で勝利し、ようやく2025年の初勝利を飾っている。新監督の初陣を白星で飾ったことで、暫定ながら17位に浮上した。

一方、敗れたボローニャはボール保持率74.4%を記録し、シュート16本を放つも、枠内シュートは1本だけ。鈴木にあまり見せ場はなかったが、現地評価は、6~6.5というものだった。

『TUTTO mercato WEB』「6.5点。常に警戒心が強く、ポジションも良好。セーブも素晴らしかった」

『ParmaToday』「6点。ペッキア同様にキヴも彼に試合への関与(ディストリビューション)を求めている。チームメイトたちは彼を探すし、彼も非常に長いキックを味方に届けることもある。注目すべきセーブはほぼなかったが、今日はそれで十分」

『Forza Parma』「6.5点。先週のように非常に重要なセーブを求められることはなかったが、常に注意深く、自信も見せた。プレーの起点としても正確」

『Parma Live』「6.5点。90分ずっと自信に満ち溢れていた。守備陣が素晴らしいセーブを強いることがなかった(ピンチが少なかった)ので、彼にとってイタリアで最も楽しい試合と記憶されるだろう」

キヴ新監督は「この賛辞は私よりもコーチ陣とファビオ・ペッキアに送られるべき。選手たちとペッキアに感謝する。私は正しいこと、明確なことをしようとしただけ。こんなに短期間では、他に何もできなかった」と殊勝なコメントを口にしている。

彩艶は75億円!?最も移籍金が高額だったスターGK10人

パルマは次節で10位ウディネーゼとアウェイで対戦する。

【厳選Qoly】元10番が2人…フリー・去就未定のままJリーグ開幕を迎えた「元日本代表」3名