ウディネーゼは、21日に行われたセリエA第26節レッチェ戦に1-0で勝利した。
前半32分に決勝ゴールとなるPKを決めたのは、24歳のFWロレンツォ・ルッカ。
彼は身長2メートルを誇るイタリア代表FWだが、ゴール直後の前半36分で交代させられた。理由は怪我などではなく懲罰。
試合後にコスタ・ルニャイッチ監督はこう説明していた。
「我々には明確な序列があり、フロリアン・トヴァンが最初のPKキッカーだ。
議論が長引いたのを見て、ルッカは独断で決めた。だから彼を交代させることにした。彼は素晴らしいPKを決め、我々は満足している。これが最も重要なことだ。
PKをめぐって2人の選手が口論するのは初めてではないだろう。私の見解では、内部で解決する必要がある。今週中に時間があるだろうし、話し合うつもりだ。一瞬の出来事で、私が決断した。
規律を守らない人間は嫌いだ。彼らはチームを軽視したが、チームより重要な存在などない。とはいえ、これは大した話ではない」
ルッカは本来のPKキッカーであるトヴァンからその座を奪う規律違反をしたことで懲罰交代になったとのこと。
32歳の元フランス代表トヴァンは、マルセイユ時代に酒井宏樹と盟友関係になった選手としても知られている。