日本代表MF田中碧が所属するリーズは、17日に行われた第33節サンダーランド戦に2-1で逆転勝ちし、リーグ首位を奪還した。
世界的スターであるジュード・ベリンガムの弟である19歳のジョーブ・ベリンガムと対峙した田中は、1点をリードされた後半26分で途中交代。
田中との交代で投入されたパスカル・ストライクが同点ゴールと劇的な逆転ゴールを叩き込むヒーローになり、リーズはホームで大きな勝点3を手にした。
『LeedsLive』は「ベリンガムを警戒した厳しいシフトをこなしつつ、スペースを見つけたが、シュートは枠を外れた」、『MOT Leeds News』も「ベリンガムがゴール前に侵入した際に、パスカットする見事なプレーを見せた」などとして、それぞれ田中に6点の評価を与えている。
一方、ヒーローになったストライクは「(2点とれると思っていたか)いや、1点かもね。ベンチから見ていて、コーナーキックでチャンスがあると見ていた。僕らにはチャンスは多かったけれど、それを仕留められていなかった。センターバックとしては多くのゴールを決めるのは夢でしかない。こういうゴールは祝い方がいつもとは違うよ」と歓喜のコメント。
25歳のストライクは、ベルギー生まれの元オランダユース代表経験者だが、インドネシアが帰化を狙っているとされている。