昨季からリヴァプールでプレーする日本代表MF遠藤航は、2月9日で32歳になる。
サムライブルーのキャプテンである遠藤だが、今季はリヴァプールでの出場機会が減少。
ただ、腐ることなくチームのために尽くす姿勢には、アルネ・スロット監督も感銘を受けている。
また、Xのフォロワー数53万人を誇るリヴァプール系サイト『DaveOCKOP』も、「遠藤は現代サッカーの『静かなるサムライ』」と讃えている。
「派手な個性とハイライトシーンが見出しを飾ることが多い現代サッカーの世界では、沈黙の中で躍動し、言葉よりも行動で語る稀有な選手が存在する。
しばしば『静かなるサムライ』と呼ばれる遠藤はその典型である。冷静な態度、たゆまぬ努力、非の打ちどころのない規律正しさで、サッカー界で最も尊敬されるMFのひとりとしての地位を築いている。
クラブと日本代表の両方でキャプテンを務めたことからわかるように、ピッチの内外でリーダーシップを発揮し、模範を示すことでチームメイトを鼓舞して導く能力に長けている。
日本から欧州サッカー界で傑出した選手になるまでの道のりは、忍耐力、適応力、絶え間ない自己研鑽の価値を示しており、理想的な模範となっている。
遠藤の献身的な努力と、異なる文化やプレースタイルに適応する能力は、彼を日本サッカー界の真のアンバサダーにしている。ヨーロッパでの彼の成功が、足跡をたどる新しい世代の日本人選手への道を切り開いた。
個性がチームの力学を覆い隠すことが多い時代に、遠藤は無私、努力、静かなリーダーシップの力を思い出させてくれる。
シュトゥットガルトで中盤を統率し、リヴァプールで活躍し、国際舞台では日本代表を率いてきた遠藤航は、サッカーが持つ不朽の価値を証明し続けている。
ファンにとっても、仲間たちにとっても、彼は偉大さは必ずしも大声で叫ぶ必要はないということを証明している。時には静かに語りかけても消えない足跡を残すことができると」
遠藤には派手さはないものの、秀でた存在だと絶賛している。
プレミアリーグ首位のリヴァプールは、9日にFAカップで2部最下位のプリマスと対戦するが、遠藤は先発が予想されている。