毎年4月にリヴァプールのエイントリー競馬場で行われる障害レース「グランドナショナル」。

英国で最も人気のあるレースとされており、障害競走として世界最高の賞金額を誇る。その分、過酷さも世界一と評される競馬界の名物レースだ。

第170回目の今年は現地8日に行われる。人気レースとあって、リヴァプールではこの話題で持ち切りのようだ。

記者会見の際、ユルゲン・クロップ監督も推す馬を聞かれたそう。そこで指揮官が語った言葉を、リヴァプール公式HPが伝えている。

ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)

「The Last Samuraiだね。

私は彼ら(競馬?)については知らないんだ。この種のスポーツにのめり込んではいないよ。

私はあの映画が好きなんだ。だから、あの馬もOKだろう!」

『ラストサムライ』といえば、2003年に公開され大ヒットした映画。トム・クルーズと渡辺謙、真田広之らの豪華共演でも話題になった。

実は「グランドナショナル」には、The Last Samuriという馬が出走する。クロップは『ラストサムライ』とかけてこの馬を推すと述べていたようだ(スペルは若干違うが…)。

The Last Samuriは昨年の「グランドナショナル」で2位になっている。『Telegraph』によれば、今年はもっといい仕上がりだそう。現在のオッズは15倍だが、果たして…。

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