皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会は、1月25日に決勝戦がエディオンピースウイング広島が開催。
三菱重工浦和レッズレディースがPK戦の末にアルビレックス新潟レディースを破り、3大会ぶり2度目の皇后杯制覇を成し遂げた。
今年度もWEリーグ勢同士の対戦となった一戦は11分、塩越柚歩のパスから、元々のポジションFWで活躍するなでしこジャパンDF高橋はなのゴールで浦和Lが先制。
しかし28分、滝川結女の同点弾で新潟Lが試合を振り出しに戻すと、後半は一進一退の攻防に。結局1-1のまま90分が終了。延長戦でも決着がつかず、勝負はPK戦に持ち込まれた。
浦和Lは、新潟の3人目のキッカーを止めたGK池田咲紀子が、自ら5人目のキッカーを担当。これを決めきり、全員成功の浦和Lが5-4でPK戦をものにしている。
WEリーグでは首位の日テレ・東京ベレーザと勝点1差の3位につける浦和L。3連覇を目指し、3月に再開されるリーグ戦に備える。
一方、新潟Lは昨季準優勝に終わったリーグカップに続き、またも決勝で涙を吞み初タイトルに届かず。
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男子チームも昨年、初めて決勝へ進出したYBCルヴァンカップでPK戦の末準優勝に終わっており、“あと一つ”を乗り越える戦いが続く。