セルティックは22日、UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第7節でスイス王者ヤング・ボーイズと対戦。
古橋亨梧、前田大然、旗手怜央の日本人トリオが揃って先発したなかで、試合は序盤からホームのセルティックが支配した。
前半、古橋が3度ゴールネットを揺らしたが、オフサイドやVARなどでいずれもノーゴール。スコアレスのまま終盤を迎え、結局86分に旗手のロングスルーパスからロリス ・ベニートのオウンゴールで先制したセルティックが1-0の勝利を収めている。
そのなかで、チームをピンチに陥れてしまったのが前田。先制直後の88分、中盤で相手選手へファウルしイエローカードを受けると、その際に相手を故意に蹴ってしまった場面がVARを経てレッドカードと判定され、一発退場に。
明らかに余計なことをしてしまった前田に対し、地元メディアの『67 Hail Hail』はスタメンでチーム最低の5点を与え(古橋は7点、旗手は8点)、こう評した。
「グラスゴーのフィールドを自由に駆け回り、スプリント力を活かす場面が多くあった。動き自体は非常に良かったものの、タイミングをもう少し考えて走りを抑えるべき場面も。感情的になって蹴りを入れてしまうという愚かな行為をし、退場処分を受けた」
この勝利で順位を18位に上げたセルティックは、プレーオフ進出以上となる24位以内が確定。ただし、ラフプレーで一発退場した前田は2試合以上の出場停止となる可能性が高い。
セルティックは29日のCLリーグフェーズ最終節、アストン・ヴィラとアウェイで対戦する。