2015年にコカイン密売の容疑で有罪判決を受けた元サッカー選手が、9年の逃亡の末に逮捕されたとのこと。

『Antena3』のレポートによれば、逮捕されたのはヘスス・エミリオ・ディエス・デ・ミエル、通称「トゥチ」という人物であるという。

トゥチは12月15日にカディスの公道で検問を行っていた警察官に拘束され、書類の提出を求められたのこと。

その際に虚偽の情報を警察に提供したことにより、捜査員がその身元確認のために警察署へ連行したことから事件が発覚したという。

トゥチは1990年からアスレティック・ビルバオの下部組織で育ち、Bチームで活躍してからトップへと昇格したセンターバック。

その後リェイダやバダホス、エルクレスなど下部リーグのクラブでプレーしたあと、2005年に現役を引退している。

そして2009年に同じく元サッカー選手のカルロス・デ・ラ・ベガとプレトラグ・スタンコヴィッチら数人とともに違法薬物の密売に関わったとして逮捕された。

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トゥチ自身はコカイン950kg(末端価格およそ50億円)を国内に密輸したことによって懲役9年の有罪判決を受けたものの、その後姿をくらませていたという。

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