フィリピン

タビナス・ポール・ビスマルク

フィリピンで好守備を見せるビスマルク(左)

フィリピンは12日にミャンマーと対戦し、1-1のドロー発進となった。この試合で右サイドバックとして存在感を見せたタビナス・ポール・ビスマルクはフル出場してチームの攻守を支えた。

2022年に当時J2のいわてグルージャ盛岡を契約解除により退団すると、クロアチア2部HNKヴコヴァル1991へ完全移籍。同チームで守備の要として1部昇格を目指して奮闘している。

これまでDF佐藤大介やFW嶺岸光らと多くの日本出身選手が活躍した同国は、2022年にガーナとフィリピンにルーツを持つビスマルクを迎い入れた。

兄は現在タイ1部ブリーラム・ユナイテッドに所属するフィリピン代表DFタビナス・ジェファーソンであり、兄弟そろってフィリピン代表を選択した。185センチの長身を生かした空中戦の強さと身体能力を生かした対人守備などを評価され、今大会で日本出身選手で唯一ビスマルクが選出された。

兄ジェファーソンがQolyの取材を受けた際に「逆境に立たされても負けない強さを持っている。ヘナヘナになりながらも、それでも食いしばって付いていける」と弟の精神性を称賛した。

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タイ代表を率いる石井正忠監督ら指揮官が注目を受ける大会で、日本出身選手たちはピッチ上で好パフォーマンスを見せている。同大会はASEAN United FCからYouTubeでライブ配信されており、彼らの奮闘を視聴できる。

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