7日、史上初めて開催された「J3・JFL入れ替え戦」の第2戦が行われた。

この試合では、今シーズンのJFLで2位となった高知ユナイテッドが同J3で19位だったY.S.C.C.横浜(以下YS横浜)に勝利し、2試合合計3-1で県勢初となるJリーグ入会を決めた。

その結果、2025シーズンのJFL(日本フットボールリーグ)に参加する16チームが確定した。

FCティアモ枚方
レイラック滋賀
ヴィアティン三重
ヴェルスパ大分
Honda FC
ブリオベッカ浦安
沖縄SV
ラインメール青森
アトレチコ鈴鹿クラブ
FCマルヤス岡崎
クリアソン新宿
 横河武蔵野FC
ミネベアミツミFC
Y.S.C.C.横浜(J3から降格)
いわてグルージャ盛岡(J3から降格)
飛鳥FC(関西1部から昇格)

1999年に始まり、来シーズンが27回目を迎えるJFL。

今シーズン優勝の栃木シティと2位で入れ替え戦を制した高知ユナイテッドがJリーグへ入会し、代わってJ3からYS横浜と盛岡が加わる。

今シーズンのJ3で最下位となった盛岡は、JFLを経ずにJ3へ参加していたためこれが初参入に。また、入れ替え戦で敗れたYS横浜は2013年以来のJFLとなった。

また、関西1部リーグと地域CLを制した飛鳥FC(奈良県)の初参入も決まっている。

本来であれば今シーズン最下位のミネベアミツミFCは降格となるが、ソニー仙台FCが今年限りで活動を終了したため自動降格を回避。

ミネベアミツミFCは地域CL準優勝のVONDS市原と「JFL・地域リーグ入れ替え戦」を戦い、かろうじて残留を果たした。

なお、Jリーグ入りを目指さないHonda FC、近年まで同じ姿勢を貫いていた横河武蔵野FCは、27年連続でJFLを戦うことになる。

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第27回のJFLは、来年3月開幕予定となっている。

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