浅野拓磨
浅野拓磨は2018年にスタートした森保ジャパンで常に議論を呼んできた選手の一人。快速FWは批判の声にプレーで対抗してきたが、難しい状況に陥りつつある。
今夏移籍したマジョルカで開幕から試合出場を重ねていたものの、10月に右足ハムストリングを痛めて離脱。ただ怪我以前も現在の3-4-2-1システムにおいて、1トップの序列では上田綺世と小川航基の下だった。
9月のバーレーン戦で途中出場した際も入ったのは一つ後ろのシャドー。しかしシャドーの人材は日本代表で事欠かず、しかも11月の中国戦では同じスピードタイプの前田大然もこのポジションで試されている。
今月30歳になった浅野が不在の間もチームは前へ進み続けている。復帰までそれほど時間はかからないとみられるが、次の代表活動となる来年3月に彼の居場所は果たして残されているだろうか。