MLBのロサンゼルス・ドジャースを牽引する活躍を続けてきた大谷翔平。
自身初のポストシーズンを勝ち進むと、ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズに臨んだが、26日の第2戦で肩を負傷するアクシデントに見舞われた。
二塁への盗塁を試みたスライディングで左腕をついた際、肩を負傷。亜脱臼とされており、今後の出場はあるのか注目されている。
かつてMLBでもプレーした川﨑宗則さんは、『ABEMAスポーツタイム』で、大谷の負傷について解説。サッカー元日本代表DF槙野智章から「これは何でなんですか?このタイミングで亜脱臼になるっていうのは」と聞くと、川崎さんはこう持論を述べた。
「盗塁を仕掛けるところでスピードに乗り切れなかった。そこは体調面もあるのかなぁと思ったり。スピードに乗れない、いつものようにスピードに乗っていればこんな風にはならない。
スライディングってスピードをうまく使うので、乗らない原因がポストシーズンの1試合1試合のプレッシャーであり、疲れとか。1年間、翔平さんだけですから、ずっと出ていたのは。
他のメンバーは怪我をしたり、休みながら、翔平さんだけずっと出ていて。シャンパンファイトもどっちかというと初めて、この9月10月にやって。そっちも疲れるのよ。疲れる!
例えば、僕のように薩摩藩で焼酎浴びても大丈夫な体だったら、(お酒の匂いが)プンプンでも余裕なんだけど、翔平さんはいつも寝るか、お酒も飲まないし。シャンパンファイトの体調管理も…3回もやってるんです、この月だけで」
鹿児島県出身の川崎さんは酒豪だというが、大谷は慣れないシャンパンファイトでも疲労を溜めた可能性があるとか。
サッカー界でシャンパンファイトが連続することはあまりないだけに槙野は「疲れるんすか!?」と仰天しつつ、「そういうイレギュラーなスケジュールもあって」の怪我だったのかとも質問。
川崎さんは、もちろんと答えつつ、当然ながら大谷は体調には気を付けているものの、不意の怪我だったと語っていた。