――優れた得点感覚は昔から備えていたのか。

「そうですね。自分の一番の武器はゴール前で、ペナルティーエリア・ボックス付近でのクオリティーには自信を持っているので。そういうところも得点につながってくる…昔からこういう部分は得意だったと思います」

――いま5得点だがシーズンを通して目標は。

「あまり自分で『何点取りたい』とかは言わないようにしているというか、個人的にも『何点取りたい』というのはないので。取れるだけ取ってそれがチームの勝利に少しでもつながればいいかなと思います」

――少し年齢が離れているが伊東純也選手との関係は?

「一言でいうと親友みたいな感じですね」

――彼のおかげでフィットができた部分はあるのか。

「もちろんもちろん」

――スタッド・ランスは昨シーズンよりいい成績を残せるか。

「絶対。チームとしても目標としているので必ずそうしたいです」

――日本でスタッド・ランスの知名度が上がっている。

「そうですね。僕がっていうよりかは…伊東純也選手がいるチームに入ってきて、伊東選手は代表ですごく中心的な選手なので。そういった意味でも日本のファンが増えてきていると思います」

――今夏の日本ツアーについて。

「ものすごくプラスなことだと思いますし、実際それによっていいスタート…先週負けちゃいましたけどチームとしてシーズンをいいスタートができているので。プレシーズンが良かったということになるんじゃないかと思います」

――日本の記者も増えているが、昨年と比べての注目度が上がっていることを実感しているか。

「そうですね。でも僕自身日本にいるわけではないので注目度がどれだけ上がっているかはわからないですけど、放送があるので良いことだなと思います」

近年ヨーロッパの多くのチームが夏に日本でプレシーズンツアーを行っているが、長距離移動や酷暑といった厳しい環境によりツアー自体を疑問視する声もある。

猛暑の日本やってきた欧州サッカー7チーム、開幕後の成績はどうなったか

ただ中村は、日本ツアーで4試合を戦ったスタッド・ランスがシーズン開幕から好調なこともあり「ものすごくプラスなこと」と話していた。

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