デンマークの名門ブレンビーでは昨季、パリ五輪世代の鈴木唯人がブレイク。大きな話題を呼び、今夏の移籍市場でも注目を集めた。
この22歳がチームに与えたインパクトは大きかったようで、クラブは次なる日本人選手を狙っていると囁かれてきた。
そうしたなか、神村学園高校の18歳、名和田我空が先週ブレンビーの練習に参加したと地元メディアの『3point』が伝えている。
名和田は昨年、U-17ワールドカップに出場した攻撃的MF。キックの技術とゴールセンスはこの世代で群を抜いており、今夏のインターハイでは5試合で9ゴールを決めて大会得点王に輝いた。
今月は、U-18日本代表の10番として6日から16日までスペイン遠征に参加。どうやら名和田は遠征先からそのままデンマークへ向かったようだ。
ブレンビーではU-19チームの練習に参加。好印象を残し、トップチームとも一緒に練習を行ったという。そこでは鈴木唯人が通訳とともに彼をサポートしていたとか。
現在高校3年生の高体連組では、プレミアリーグのサウサンプトン加入が内定している日章学園FW高岡伶颯に並ぶ大器とされる名和田。
卒業後の進路はまだ発表されていないため、これまで練習参加したJリーグクラブや今回のブレンビーを含め、どのチームが彼のハートを射止めるか注目される。