中澤佑二
日本代表:110試合17得点(1999-2010)
丸20年間Jリーグの第一線で活躍した鉄人DFで、ボンバーヘッドの愛称で親しまれた元日本代表のキャプテン。
サッカーを始めたのが小6と遅く、高校卒業まで全くの無名。ただプロ入りへの野心はすさまじく、卒業後にはブラジルのサッカークラブに留学してチャンスをうかがった。
この時一緒にプレーしたのが後のブラジル代表MFジウベルト・シウヴァである。
その後、帰国してもオファーは届かず。しかしヴェルディ川崎(当時)ユースとの練習試合で後の代名詞となる頭で得点すると、それが評価されて練習生として契約。
給料は支払われない状態だったがそこからプロ契約を勝ち取り、後の伝説的な活躍へとつなげた。
もしドラフトがあっても彼は下位指名も難しいはず。かつて存在した「ドラフト外」からの成功者といえるだろう。