プレミアリーグで4連覇を成し遂げたマンチェスター・シティ。チームを指揮するスペイン人のジョゼップ・グアルディオラ監督は、バルセロナとバイエルンでも辣腕を振るった世界的名将だ。
そうしたなか、かつてマンチェスター・ユナイテッドでもプレーした元アメリカ代表GKティム・ハワードの発言が話題になっている。『It is Called Soccer』でこんな話をしていたのだ。
「自分の世代を振り返ってみると、タフで粘り強いやつらが多いチームだった。試合に勝ち、自分たちが攻撃的に戦えると信じさせてくれる選手たちがいた。今やそれは失われてしまった。
ペップ・グアルディオラはあらゆる意味でサッカーを台無しにした。彼は誰もがああいうプレーができると教えてきたが、それは事実ではない。それがうまくできるのは世界でたった3チームだけだ。時にはもっと現実的になる必要がある」
グアルディオラ監督が信奉する試合を支配するポゼッションサッカーは、それを実践するためのリソースが必要になる。
それを備えたチームは世界でもごく限られており、そういう意味でサッカーのスタイルを変えてしまったと感じているようだ。