今ワールドカップで日本と戦うスペイン代表。2010年大会で初優勝を遂げたが、その際に中心となったのはバルセロナの選手たちだった。
当時のバルサはジョゼップ・グアルディオラ監督が至高するポゼッションサッカーでサッカー界を席巻。
そうしたなか、教え子のひとりだったリオネル・メッシの発言が話題になっている。元アルゼンチン代表ホルヘ・バルダーノと語り合った『Movistar』の番組でこんな話をしていたのだ。
リオネル・メッシ
「彼はサッカー界に大きな害をもたらした。
なぜなら、僕らがやっていることがとてもシンプルに見えたから、誰もが彼のマネをしたがったのさ。
その後、僕はたくさんのグアルディオラ(もどき)に出会った…そして、僕らが何を成し遂げたのかに気付いた」
ペップのポゼッションサッカーを多くのチームが模倣しようとしたが、バルサクラスの選手たちが揃っていなければ、同じような優位性を再現することは不可能なものでもあった。メッシはその弊害について指摘していたという。
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害という言葉を使ってはいたものの、ペップを賞賛する意味合いで使っていたとのこと。
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