横浜F・マリノスが再びアジアの舞台で大量失点を重ねた。
17日、新設されたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ第1節で光州FC(韓国)と対戦し、敵地で3-7と敗れた。
前節の京都サンガ戦から先発9人を入れ替えた横浜FM。連戦を考慮してエースFWアンデルソン・ロペスらを遠征メンバーから外し、守護神のポープ・ウィリアムは出場停止、第2GKの飯倉大樹は負傷離脱中で、GKにはJ1での出場経験がない21歳の寺門陸が起用された。
しかし荒れたピッチコンディションの中、15分までに2失点を喫する苦しい展開に。34分にエウベルの得点で1点を返し、突き放された後の59分にもエウベルが決めて再び1点差に詰め寄るが、そこから68、72、74分と立て続けに失点。
85分に途中出場の西村拓真が決めて1点を返すが、後半アディショナルタイムにも7失点目のゴールを許し、ACL時代を通じて大会初出場となる光州に大敗を喫した。
『Opta』によれば、同大会における1試合7失点はJリーグ勢でワースト記録に。横浜FMは昨シーズンのACL決勝2ndレグでもアル・アイン(UAE)に1-5で大敗しており、2試合連続5失点以上を喫したJ初のクラブとなった。
ACLEは12チームによるリーグステージで8試合を行い、8位以内に入ると決勝トーナメント進出となる。横浜FMの次節は、来月2日にホームで蔚山HD(韓国)と対戦する。