先月28日、ナシオナルDFフアン・イスキエルドが27歳の若さで亡くなった。
彼は23日に行われたサンパウロ戦で不整脈を起こして昏倒。心停止に陥ると、5日後に死去した。彼には妻と幼い子供(2歳娘と生後10日の息子)がいたが、帰らぬ人になってしまった。
ウルグアイのスポーツ長官は、イスキエルドが17歳だった2014年時点で不整脈と診断されていたと公表。ただ、イスキエルドの母サンドラさんは、『Sport 890』で息子が悲劇的な死に至った要因についてこう語ったそう。
「息子に起きたことを知りたかった。あの子は心臓の問題とは無縁でしたから。
彼らはフアンのケースを調べました。医師団からはウイルス感染だと言われました。
なので、『ウイルス?』とフアンの妻が聞いたんです。息子は風邪ではなかったし、鼻水や喉の痛みもなかった。ただ、喉の脇が腫れているとだけ言っていた。最近言っていたのはそれだけで、熱もなかった。
医師団からは心臓にとどまって炎症を引き起こすウイルスに感染していたと言われたんです。試合をプレーすることでの強い衝撃や緊張、ストレスが不整脈の引き金になったと」
母親は、心臓病専門医や神経科医からなる医療チームからそう聞かされたという。
イスキエルドは数日前にリンパ節の腫れを訴えていたが、それ以外に症状などは何もなかったようだ。