J2愛媛FCは2日、元日本代表DF森脇良太の現役引退を発表した。

森脇は1999年にJ1サンフレッチェ広島のアカデミーへ入団し、2005年にトップチーム昇格を果たした。広島ではリーグ戦141試合13得点を記録して2012年のJ1初制覇に貢献した。その後は2013年にはJ1浦和レッズで主力サイドバックとして7シーズンプレーし、2017年にはAFCアジアチャンピオンズリーグ優勝に寄与した。その後は京都サンガ、愛媛でプレーした。

2011年に日本代表に初選出され、通算3試合に出場した。豊富な運動量と卓越した攻撃センスで後方から攻撃を活性化するプレーが持ち味。センターバックもこなせるポリバレントな才能もあり、近年はCBとして最後方を支えてきた。

森脇はクラブのリリースを通じて

「愛媛FCを、森脇良太を応援していただいている皆様へ。いつも日頃から熱いサポートをしていただきありがとうございます。大切な皆様へ今シーズンをもって現役を引退する事をご報告させていただきます。
プロサッカー選手として過ごした20年、8歳からサッカーを始めてプロになるまでの10年、素晴らしい指導者の皆様、ピッチで共に戦った仲間、チームを支えてくださるクラブ関係者、ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、友人知人、サッカーを通じてJリーグを通じて本当に多くの出会いをいただき、素晴らしい時間を過ごさせてもらい感謝の想いでいっぱいです。自分を1番近くで支えてくれた家族にも感謝の想いでいっぱいです。全ての皆様へ心から感謝の想いを伝えさせてください。ありがとうございました。
サンフレッチェ広島でプロ選手としてスタートさせてもらい浦和レッズ、京都サンガF.C.、愛媛FCというJリーグを代表する、これからJリーグを更に引っ張っていくクラブでプレーさせてもらった自分は『世界一の幸せ者』です。自分でも信じられないくらいの経験をさせてもらいました。まだまだ、感謝の想いやその他語りたい事は沢山あるのですが、まだシーズン中でもありますのでシーズンが終わってからお話をさせていただければと思います。
残りシーズン約3ヶ月、これまでもそうであったように愛媛FCのために今出来る、今自分の持っている全てを爆発的に出したい!ここまでの感謝の想いをピッチの上で表現したい!ピッチの芝生がエグれるくらいの魂をぶつけたい!最後まで闘う森脇良太の勇姿を情熱を是非ニンジニアスタジアムに観に来てください。最後まで森脇良太に皆様のエネルギーをニンジニアスタジアムから送ってください!最後の最後まで皆様の熱い声援を森脇、図々しく欲しております。愛媛FCが今年の目標を掴み取れるように、僕自身これまでの感謝の想いをピッチでぶつけられるように残り3ヶ月全力で過ごしたいと思います!最後まで熱いサポート、声援をよろしくお願いします。愛媛でニンジニアスタジアムで皆様お待ちしております」

とコメントした。

Web Football Magazine Qoly編集部は2022年に森脇を取材しており、QolyのオフィシャルYouTubeにもインタビュー動画を配信している。


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また今季終了後に引退会見の実施を予定している。明るくピッチを駆け抜けた森脇の勇姿を見逃すな。

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