Jリーグ公式Youtubeチャンネルは30日、今シーズンのJリーグを振り返る「Jな夜会2023」の後編を公開した。

今回出演したのはワッキー(ペナルティ)、チョウ・キジェ(京都監督)、横内昭展(磐田監督)、酒井高徳(神戸)、太田宏介(町田)、森脇良太(愛媛)、そして野々村芳和(チェアマン)の7名。

その中で、森脇良太がサンフレッチェ広島のトップチームに引き上げられた際のエピソードが語られていた。

広島での2年目と3年目で愛媛FCに貸し出されていた森脇良太は、2008年にミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で広島のトップチームに定着したのだが…。

横内「愛媛から帰ってきて、広島が練習していたときに参加して…めちゃめちゃアピールしてたよね」

森脇「そう、めちゃめちゃアピールしてました。気合が入りすぎて、クロスは全部ゴールラインを割って(笑)とんでもないプレーを連発したんですよ。

戸田さん(戸田和幸)からも『お前愛媛で何を学んだんだ』と言われて。寿人さん(佐藤寿人)からは『そんなクロスじゃJ1で通用しねぇぞ』って…ボロカス言われたんですけど。

でもミシャ(ペトロヴィッチ監督)だけが『あの選手いいな』って。どこを評価してくれたのかわからないですけど(笑)。

横内「それだけチャレンジしてたもん。そこにクオリティはついてこなかったけれども、『そこにいる』『そこに走る』とか。そういうガムシャラさはあった」

森脇「とにかくチャレンジはしようと思って…。それでミシャが『あいつを今すぐにでも戻したい、指導してみたい』と言ってくれたんだけど」

横内「いやそんなことは言ってないよ(笑)」

森脇「妄想かもしれないです(笑)」

酒井「せっかくいい話だったのに…」

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サンフレッチェ広島でトップチームのコーチを務めていた横内氏からはツッコミが入っていたが、森脇良太が見せたガムシャラさがミハイロ・ペトロヴィッチ監督の目に止まったことは確かなようだ。

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