すでに欧州各地で予選がスタートしている2024-25シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ。グラスゴー・レンジャーズやフェネルバフチェが敗退するなどして話題を集めている。
予選は7月7日から8月28日まで行われ、8月29日に組み合わせ抽選会によって対戦カードが決定される。9月17日から本大会がスタートし、各チーム8試合の第1ラウンドが開催される。
新たなフォーマットで行われる今季のチャンピオンズリーグは、これまでのように参加チームがグループ分けされることはない。
参加する36チームはすべて一つのグループとなり、第1ラウンドではそれぞれ8試合を行う。
その時点での成績ランキングで1位から8位までのチームがラウンド16(いわゆる決勝トーナメント)に進み、9位から24位までのチームはホーム&アウェイのプレーオフで残りの8枠を争う。25位から36位は敗退(ヨーロッパリーグに移ることはない)となる。
では29日に行われる組み合わせ抽選会はどのような形で行われるのか。『Globo』などの報道によれば、今回は「初めてコンピュータがすべての対戦カードを決める抽選会」になるという。
まず参加する36チームはUEFAランキング係数に基づいて9クラブずつ4つのポットに分けられる(※ただし前年度の王者はランキングにかかわらずポット1に入れられる)。
手動で抽選の対象となるクラブが引かれると、それを受けてコンピュータが各ポットから2チームずつの合計8チームの対戦相手を抽選。さらにホームゲーム4回、アウェイゲーム4回を割り当てる。
そこでは「同じ国のクラブ同士が対戦しない」「同じリーグに所属するクラブとは3つ以上対戦しない」というルールがあり、これに従う形でコンピュータが自動判定するとのこと。
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なお、この抽選システムはイギリスの会社「AeLive」が開発したソフトウェアを使用しているという。この新たなフォーマットにより組み合わせの決定にかかる時間はかなり短縮されるようだ。
また、ヨーロッパリーグとカンファレンスリーグについては組み合わせ抽選会が8月30日に予定されている。