9日に行われたパリ五輪の男子サッカー決勝。
開催国フランスは終了寸前に追い付く粘りを見せたものの、延長戦の末に3-5で力尽きた。この結果、ティエリ・アンリ監督が率いるチームは準優勝で銀メダルとなった。
そのアンリ監督は「我々は最後まで闘った、このチームは常にそうしてきた。迷う瞬間があり、それが大きな代償になってしまったが、最後まで闘った。このメダルを受け入れるのは難しいが、それでも美しい物語だ」とコメント。
フランスMFデジレ・ドゥエは「残酷だが、これがサッカー。今日も僕らは全力を賭した。全力を尽くしたけれど、効率性を欠いたかもしれない。監督も言ったようにこのメダルは歴史的なもの。自分たちの道のりを誇りに思うけれど、最後の一歩が届かなかったことにはがっかりしている」と述べていた。
今大会の柔道男子100キロ超級などで金メダルを獲得したフランスのレジェンドであるテディ・リネールも決勝を観戦。
彼はアンリ監督との2ショットに「ファミリーに感謝する。これは始まりにすぎない!」とのキャプションを添えて、フランスの戦いを讃えていた。