名門ローマ、2つの新ユニフォームが登場！優雅なホームは「昔のシーズンチケット」の色が復活

イタリア1部ASローマとキットサプライヤーのadidasは、2024-25シーズンに向けた2つのユニフォーム（ホーム、アウェイ）を発表した。

クラブの女子チームには、パリ五輪の日本女子代表（なでしこジャパン）メンバーに選ばれた熊谷紗希と南萌華が所属している。

AS Roma 2024-25 adidas Home

ローマ 2024-25 adidas ホームユニフォーム

7月18日に発表された新ホームユニフォームは、バーガンディ（ダークレッド）を基調に各部をゴールドを配したスタイリッシュなデザインが登場。

今作は1930年代までのホームスタジアム「カンポ・テスタッチョ」時代にインスピレーションを得たという。

そしてキットカラーは、そのスタジアム時代の1933-34シーズンの「シーズンチケット」に触発されたもの。当時の“シーチケ”はダークレッドとゴールドで彩るとてもオシャレなデザインだった。

新しいホームユニフォームは、クラブの過去へのオマージュがコンセプトとなっているようだ。

ローマ 2024-25 adidas アウェイユニフォーム

そして8月1日に発表となった新アウェイユニフォームは、ホワイトを基調にオレンジのグラフィックが特徴的。これは首都ローマのテスタッチョ地区で見られるストリートアートにインスピレーションを得ている。

左胸のエンブエムは、オオカミの頭部（ルペット）を採用となった。

グラフィックはスプレー缶で描いたストリートアートを表現。また、襟の内側にはテスタッチョ地区の芸術の象徴であるアンフォラ（首の長い陶器）をデザインする。クラブとテスタッチョ地区との結び付きを強調した一着だ。

なお、熊谷と南が着用する女子チームのユニフォームは、現時点で胸スポンサー無しとなっている。

過去へのオマージュにストリートアート。そんなコンセプトを持つ、ローマの新しいホームとアウェイ両ユニフォームは、クラブ公式オンラインストア、adidasオンラインストア他で販売中。

今となっては世界的にもレアな懐かしの新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。街着にも使えるレトロなユニフォームが時を経て甦ります。