パリ五輪の陸上競技、男子100mと4×100mリレーに出場するサニブラウン・アブデル・ハキーム。

100mで日本歴代2位の9秒97を2回記録している彼は日本短距離界のエースだ(歴代1位は山縣亮太の9秒95)。

そんなサニブラウンには、8学年下の弟がおり、彼もまた自らのフィールドで活躍を見せている。

サニブラウン・アブデル・ハナンは2006年7月3日生まれの18歳。サッカーをしていて、SoltiloFC、江東FRIENDLY FCを経て、2022年からはアビスパ福岡U-18でプレーしている。登録ポジションはFW。

サニブラウン・アブデル・ハナンは、現在開催されている日本クラブユース選手権(U-18)に出場中(32番)。

アビスパ福岡U-18はここまでベガルタ仙台ユース、横浜F・マリノスと対戦。それぞれ2-1と2-0で勝利しグループステージ突破に大きく前進しているが、サニブラウンはいずれの試合でもゴールを記録している。

大会の公式メディアパートナー、Green Cardチャンネルが横浜FMユース戦後に行ったインタビューでは「今日の試合は相手が結構繋いできたりとか上手いんで、かなりきつい時間が多かったんですけど、最後勝ててよかったです」と試合を振り返ったサニブラウン。「また明日も決めたいと思います」と意気込みを語っていた。

ちょうどパリ五輪が開幕するタイミングで、祝砲を放つかのような連続弾。ぜひこの夏は「2人のサニブラウン」に注目してほしい。

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アビスパ福岡U-18は、本日25日19時から準々決勝進出をかけて柏レイソルU-18と対戦。一方、パリ五輪の陸上男子100mは、8月3日に予選、5日に準決勝と決勝が行われる。

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