いよいよ開幕が迫ってきたパリオリンピック。U-23日本代表は24日にパラグアイとのグループステージ初戦を戦う。
パラグアイの要注意選手は、20歳のフリオ・エンシーソだろう。三笘薫も所属するプレミアリーグのブライトンで10番を背負うアタッカーだ。
エンシーソはパラグアイ代表としてコパ・アメリカ3試合を戦ったばかりだが、パリ五輪参加を志願。
『ABC』によれば、彼はそのためにブライトンのトニー・ブルーム会長を説得する必要があったという。
「会長からはプレシーズンのために日本にいなければいけないと言われた。でも、僕はノーと言ったんだ。お願いですから、代表として五輪に行かせたくださいと。それは光栄なことだから。
代表チームに入ることは名誉なことだし、実際、ずっと前から想定していた。クラブや監督とも話していたんだ。ちょっと難しかった、(ブライトンも)新しい監督になったから、彼らも僕を頼りにしたかったんだ。パラグアイサッカー協会が手配してくれたことも含めて、全てが組み合わさった」
ブライトンはこの夏のプレシーズンツアーで日本に来日する予定。
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エンシーソはどうしても五輪に参加させてほしいとオーナーに直訴していたようだ。