小久保主将「対応できるところを見せたい」

そしてキャプテンを務めている小久保裕也選手も、前半戦では様々な選手がいろいろな組み合わせでプレーしたことがよかったと話していた。

今季はセンターバックが多かったが、この試合ではボランチでプレーした小久保選手

「今日はいい入りができました。前半は楽に進められましたけど、後半はもう少し相手の戦い方に対応して、もっと楽な展開にできたらよかったですね。無駄な失点もしてしまったので、そこは反省点かなと思います。

前半戦を振り返るとまだまだ甘いところはあるんですが、その中でみんなが自分の特徴を出しながらやれるようになってきました。

そこについては積み上げられているんですけど、これからさらにそれを上積みしていかなければならない部分も多いかなという印象ですね。

(小久保選手も今日はボランチでしたが、センターバックやサイドバックなどでもプレーしました。前半戦はいろいろな選手が様々なところに配置されましたね)自分のポジションについては、プレシーズンからいろいろなところでプレーしていたんです。

練習でもいろいろな組み合わせでチャレンジしていた部分ですので、そこまで違和感はなく入ることができます。それが海津監督が作るチームの強みだと思っていますし、ポジティブに捉えていますね。

地域CLを見据えても、誰かの怪我やアクシデントも起こり得ることなので、その中でチーム全体で戦うことや色々なオプションや引き出しが絶対に必要になります。

長いシーズンを戦っていく上で、一つのものに固執するのではなく、様々なことに対応できるところを見せていきたい。なのでそこはいい部分だと思いますね。

(次もホームでのFC.AWJ戦ですね)僕たちは1戦1戦勝っていくことしか考えていませんし、目の前の相手にしっかり勝利できるようにしたいです。

そして最後に優勝を掴み取れるように頑張りたいので、暑い中ですけどみなさん応援よろしくお願いします」

かつておこしやす京都AC(アミティエSC京都)で何度も地域CLに挑んできた経験を持つ小久保裕也。アルテリーヴォ和歌山でも2度出場したが、どちらも予選リーグで敗退となった。

今季は海津監督によって対応力やオプションを増やすことに取り組んでおり、前半戦ではそれが順調に積み上げられている状況にあるようだ。

アルテリーヴォ和歌山はこのあと7月15日にサカイキャニングスポーツパーク(旧:橋本市運動公園)でFC.AWJと対戦する予定となっている。

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なお、この取材では他にも和田幸之佑選手、大野幹生選手にもインタビューしており、それについては7月11日にFMおとくにで放送される「フットボールラウンジ」でご紹介する。

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