7月6日に行われたアストエンジ関西サッカーリーグ第8節、アルテリーヴォ和歌山はホームの紀の川桃源郷運動公園で阪南大クラブと戦い、4-1と勝利を収めることに成功した。

全14試合で行われるリーグを7試合消化した時点でアルテリーヴォ和歌山は4勝2分1敗。スタートから6試合負けなしだったが、前節はレイジェンド滋賀FCを相手に0-1と敗れ、2位Cento Cuore HARIMAとの差が1に縮まっていた。

その中で迎えた阪南大クラブとの対戦は、試合開始直後から和歌山がゴールを量産するという展開に。

気温が40℃近い暑さの中、ホイッスルから4分でペナルティエリア左に抜け出した和田幸之佑がシュートを放ち、豪快にネットを揺らす。これが和歌山の先制点となった。

これでペースを握った和歌山は25分、左サイドから大野幹生がシュートを放ってゴールに決め、リードを広げる。

そしてその2分後には今季和歌山の得点源となっている北野純也が見事なミドルシュートを叩き込み、立て続けのゴールでスコアを3-0とした。

30分すぎには裏へと飛び出した大野幹生がペナルティエリア内で倒され、ペナルティキックを獲得。それを自ら大野幹生が決め、前半のうちに和歌山が4-0と大きなリードを手にした。

最悪のスタートとなった阪南大クラブは前半に2人、ハーフタイムに1人を交代させるなど手を打ち、77分には途中出場の松岡修大がシュートを決めて一矢を報いる。

しかし試合はこのまま終了し、ホームで戦ったアルテリーヴォ和歌山が4-1というスコアで勝利を収めることになった。