パリ五輪に出場するU-23日本代表のトレーニングパートナーが発表された。
トレーニングパートナーは本大会に出場する選手たちの練習相手などを務めるメンバーで主に若手から選抜されており、日本はワールドカップや五輪、アジアカップなどで彼らを招集している。
パリ五輪のトレーニングパートナーは以下の5名となった。
【2024パリ五輪】
荒木琉偉(G大阪)
塩川桜道(流経大)
本間ジャスティン(神戸)
佐藤龍之介(FC東京)
神田奏真(川崎)
招集された5名はいずれも次回2028年のロサンゼルス五輪世代であり、その将来性が高く評価されている選手たちだ。
彼らが今後順調に育ってくれることを願うばかりだが、期待通りにいかないのが世の常というもの。そこで過去2大会のトレーニングパートナーの顔ぶれとその後をみてみよう。
【2020東京五輪】
鈴木海音(磐田)
山本理仁(東京V)
武田英寿(浦和)
藤田譲瑠チマ(徳島)
成岡輝瑠(清水)
前回東京五輪のトレーニングパートナーは5名。この中から、山本理仁、藤田譲瑠チマの2名がパリ五輪のメンバーに、鈴木海音がバックアップメンバーに選出された。中田英寿由来の名前を持つ武田英寿は、先月の鹿島戦で2ゴールを記録するなど浦和で活躍している。
【2016リオ五輪】
杉本大地(徳島)
小島雅也(仙台)
渡辺皓太(東京V)
冨安健洋(福岡)
小川航基(磐田)
リオ五輪はこちらの5名。東京五輪に出場したのは冨安健洋の1名で、渡辺皓太は2019年コパ・アメリカのメンバーに名を連ねたが本大会には出場できず。この世代のエース候補だった小川航基もメンバーからは外れたが、その後海外移籍を経て今年A代表に復帰している。
世代屈指の逸材ながらパリ五輪メンバー18名に含まれなかった海外日本人11名
なお、杉本大地はリオ五輪世代であるがバックアップメンバーと同時にトレーニングパートナーを務めている。