EURO2024で準々決勝に進出したスペイン代表。2000年代中盤に入ってから世界を席巻し、EUROで2回、ワールドカップで1回優勝するなど黄金期を作ったチームだ。
今回は『FourFourTwo』から「スペイン代表の歴史上最も偉大なミッドフィルダー」のTOP10をご紹介する。
10位:サンティ・カソルラ
サンティ・カソルラは怪我に苦しめられなければもっと伝説的な選手になったはずだ。2010年のワールドカップには出場できなかったが、その前後のEUROで優勝を果たしている。
両足で素晴らしいボールを蹴ることができる彼は2008年から2019年の間にスペイン代表で81試合に出場して15ゴールを決めた。
9位:ジョゼップ・グアルディオラ
グアルディオラの優れた戦術的思考は、バルセロナとスペイン代表の中盤の中心でプレーしていたときからも明らかだった。知性と技術を武器に深い位置からゲームを作り、多くのタイトルを手にした。
スペイン代表では47試合にしか出場していないが、EURO1996を前にハビエル・クレメンテ監督と対立し、1998年のワールドカップを怪我で欠場していなければ、もっと多くのプレーをしていたはずだ。
8位:ルイス・エンリケ
スポルティング・ヒホンでキャリアをスタートし、その後レアル・マドリーとバルセロナの両方でプレーしたルイス・エンリケ。エネルギーと闘争心に溢れたミッドフィルダーとして長く活躍した。
スペイン代表では11年のキャリアで62試合に出場し、12ゴールを奪取。監督としてもバルセロナとスペイン代表を率いて成功を収めている。
7位:ルイス・スアレス
ルイス・スアレスは1950年代から60年代にかけて活躍した選手で、バルセロナでは攻撃的ミッドフィルダーとして、インテルでは深い位置のディープライン・プレーメーカーとしてゲームを作った。
攻撃を組み立てる能力から「エル・アルキテクト(建築家)」と呼ばれたスアレスは、1964年にスペイン代表をヨーロッパネーションズカップ優勝に導き、バロンドールを獲得した。今なお同賞に輝いたスペイン人選手は彼だけである。