読売新聞の撤退で下降線に
Jリーグ開幕から勢いがあったヴェルディだったが、1998年に流れが変わる。赤字を理由に読売新聞社が撤退してしまったのだ。
高額年俸の選手はチームを離れ、成績も下降していく。2001年に川崎市から東京へホームを移し転機を図ったが、2005年には初のJ2降格。この時は1年でJ1に復帰したものの、2008年に再びJ2に降格すると、長い低迷期に入ってしまった。
2009年にはユニホームの胸スポンサーがつかず、日本テレビも経営から撤退。チーム人件費が限られて上位を狙うのが難しく、資金難にも陥った。