2位:ジョナタン・クロス
代表:フランス
クラブ:マルセイユ
ディディエ・デシャン監督が率いるフランス代表。オーストリアと戦った初戦ではジュール・クンデが右サイドバックとして起用されたが、遅咲きのジョナタン・クロスも攻撃面で見事なスタッツを残した選手だ。
今季のマルセイユではインターセプト数、敵陣へのパス成功数、地上戦でのデュエル勝率、シュート数などで上位につけており、守備から攻撃への切り替えやチャンスメイクに優れている。
その優れたスキルは違ったタイプのクンデとポジションを争う上での武器となり、途中出場でもチャンスを掴む可能性はあるだろう。
1位:ヨシュア・キミッヒ
代表:ドイツ
クラブ:バイエルン・ミュンヘン
クラブでも代表でもフィリップ・ラームの後継者となっているヨシュア・キミッヒ。以前はボランチでのプレーを好んでいたが、多くの監督が彼を右サイドバックに起用してそのインテリジェンスを発揮してほしいと願った。
キミッヒ自身も近年はそれを受け入れており、そのポジションでベストを尽くし続けている。その強みは守備にもあり、デュエルの勝率は64.2%に達している。
攻撃面ではビッグチャンスクリエイト数、敵陣へのパス数、敵陣ペナルティエリアへのパス数でトップクラスの数字を叩き出し、さらに自身のシュート数も1試合あたり1.5回を記録している。