日本サッカー協会(JFA)とキットサプライヤーのadidasは22日、サッカー日本代表の2024新ユニフォーム(ホーム、アウェイ)を発表した。22日より店舗限定で先行販売を開始する。

本ユニフォームは、厳密にはadidasと世界的なファッションデザイナー山本耀司氏(ヨウジヤマモト)による協業ブランド「Y-3」と日本代表のコラボレーションとなる。

Japan 2024 Y-3 Home

日本代表 2024 Y-3 ホーム ユニフォーム

エンブレムをセンターに配置したスタイルが新鮮な2024新ユニフォームは、ある意味で日本代表の象徴ともいえる「炎」が帰ってきた。

今作のテーマは「FIRE(炎)」。ヨウジヤマモトによりデザインされた炎グラフィックは、日本代表が持つ揺るぎない力強さ、そして日本という国が持つ神秘的な力を象徴している。

ダークネイビーを基調としたホームユニフォームのグラフィックには青い炎をデザインし、その中心となる「目」が前面の下部に描かれている。

ひとつひとつの炎は選手やサポーターを表し、各々の想いが渦を巻き集まって「炎の目」となり、その力が日本代表の力として高く舞い上がる様子を表現したものだ。

今回のブランド「Y-3」は、adidasが山本耀司氏をクリエイティブ・ディレクターとして迎え、世界で初めてラグジュアリーファッションとスポーツを融合したブランド。

adidasが持つスポーツの専門的な技術・機能と、ヨウジヤマモトのデザインが融合したブランドとして、メンズ・ウィメンズウエア、フットウエア、バッグをはじめとしたアクセサリーで構成されている。

サッカーでは、これまでにスペインの名門レアル・マドリーとのコラボレーションが有名。今回初めてレアル以外のチームとのコラボが実現した。

パンツとソックスも含めたコンプリートルックはこのような感じに。パンツはシャツと同様に青い炎を描き、全身をダークカラーでまとめる。ここまでの“濃紺”日本代表ユニフォームは、赤い一本線デザインが物議を醸した2012年の「結束の一本線モデル」以来だろう。

ホームと同時に公開となったアウェイユニフォームも、これまでにないカラー構成が非常に印象的だ。