この夏に行われるEUROとパリオリンピック。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、キリアン・エムバペをオーバーエイジとしてパリ五輪に出場させたい意向を示していた。
だが、彼が移籍したレアル・マドリーは、EUROに出場する選手は五輪には参加できないという方針を示した。『BBC』によれば、エムバペ本人もパリ五輪出場断念を明言したという。
「我がクラブの立場は非常に明確だったので、その時点から五輪には参加できないと思った。それが現実だし、自分も理解している。
9月に新しいクラブに加わるので、(五輪出場は)冒険を始めるにはベストなやり方ではない。
いまはフランスチームの成功を祈ろうと思う。全ての試合を見るつもりだし、金メダルをもたらして欲しい」
パリ五輪はEURO終了から10日後の7月24日から8月9日までの日程で行われる。その翌週にはラ・リーガの新シーズンが開幕する予定。
そういったこともあり、エムバペはパリ五輪出場を諦めることになったようだ。