JFL第10節ソニー仙台対ヴィアティン三重戦が宮城・角田市陸上競技場で1日に行われ、1-1で引き分けた。後半47分までリードしていた三重は試合終了間際に痛恨の失点を喫し、3試合ぶりの勝利を逃した。
嗚呼、勝点3が遠い…。前半はコンパクトな陣形で激しいプレッシャーをしかける形で優位に立った三重は相手をシュートゼロ本に抑えるなど前半をしっかり支配した。後半13分にFW大竹将吾が頭で先制弾を叩き込むも、後半47分に失点して勝点2が目前で逃げてしまった。
間瀬秀一監督は「92分まではいいゲームでした。最後の1本で台なしにしました。私も含めてサッカー人としての未熟さだと思います。
前半の早い時間に相手ゴール前で2、3点決めるチャンスはあったから2、3点を外した。(メンバーが)サッカー選手として成長していかないといけないと思います」と深く肩を落とした。
この日鋭い飛び出し、相手の虚を突くシュート、キレのあるドリブルで三重の攻撃をけん引したFW田村翔太も落胆の表情を浮かべていた。
「前半の一番最初の自分のところで決められるチャンスがあったので、そこを決めきれなかったことに対して悔しい思いがあります。前半、後半攻撃の回数も別に少なかったわけじゃなかったので、チームとしてそこはもったいなかったと思います」と悔やんでいた。
チームの総得点数14は全体で5位タイと低くはないが、クリアソン新宿戦の4-0勝利を除く3試合は1点差勝利と得点力の欠如が見受けられる。