6月にアメリカ遠征へ臨むU-23日本代表が30日に発表された。
交渉が難航しているオーバーエイジの選手が選出されなかった一方、インターナショナルマッチウィークのためパリ世代で主力を担ってきた海外組の鈴木彩艶、斉藤光毅、三戸舜介らが復帰。
今回選ばれた25名を中心としたチームがパリ五輪でもベースになることは間違いなく、昨年1-4で敗れたU-23アメリカ代表との連戦は、五輪登録18名へのサバイバルを含め非常に重要な2試合となる。
6月7日(金)に行われる1試合目は、カンザスシティのコンパス・ミネラルズ・ナショナル・パフォーマンス・センターで開催。この試合は、非公開で行われることが正式に発表されている。
その理由について山本昌邦ナショナルチームダイレクターは以下のように語った。
「非公開に関しては、こういうタイミングなので、アメリカの協会と我々も含めて準備した中でそういう話が出てきて、両チームで形を整えた、ということになっています。
メンバーや結果についてどこまで皆さんにお伝えできるかは、監督以下現場あるいは広報と調整をして、できる限り…というふうには考えております。ここでどこまでかというのはお伝えできませんけど、鋭意努力はしたいと思います」
やはり五輪直前のタイミングということで、お互いに実戦の場を有効活用するため非公開という形を選択したようだ。スコアはもちろん、メンバーなども知りたいところだが五輪本番を考えると悩ましい…。
なお、6月11日(火)の2試合目は、MLSスポルティング・カンザスシティのホームスタジアムであるチルドレンズ・マーシー・パークで行われる。
次回W杯の開催地、アメリカのスタジアム収容人数ランキングが圧倒的すぎる!8つが「10万人超」
18,467人収容のサッカー専用スタジアムで行われる一戦は、通常通り観客を入れて開催。日本時間の12日(水)9時から行われる。