30日に日本サッカー協会は記者会見を開き、来月(6月7日と11日)行なわれるアメリカ遠征に臨むメンバー25名を発表した。

今回のリストで初めて招集されたのは、オランダ・エールディビジのNECナイメーヘンで好調なパフォーマンスを見せているMF佐野航大。彼について聞かれたU-23日本代表監督の大岩剛監督は以下のように話していた。

「(チェイス・アンリも含めて)非常にいいコンディションにあるというリサーチのもとで招集をしました。

当然ながら彼らは1世代下の選手たちですけれども、我々のグループにおいてもしっかりと力を発揮できる、活躍できるという評価の下で、今回招集をお願いして了承を得ました。

佐野航大のオランダでの活躍については、説明する必要がないと思っています。

彼のパフォーマンスや自信が我々のグループの中で発揮されることが、また競争力を上げて、チームのレベルアップにつながる。初めての招集にはなりますが、非常に大きな期待をしていこうかなと思っています。

今佐野選手は様々なポジションでプレーしていますが、我々のグループでいえば6番や8番のプレーヤーだと認識しています。

チーム事情にもよりますが、しっかりと彼の特徴を把握したうえで試合で活躍できるような状況を作ってあげたいなと思います」

予選メンバー外も…まだ「パリ五輪行き」があり得る国内の5名

ファジアーノ岡山から今季NECナイメーヘンへ移籍した佐野航大。序盤戦ではなかなか出場機会がなかったが、後半戦になってレギュラーに定着。最終的には24試合に出場して4ゴール3アシストを記録した。

また右ウイングや左ウイング、ボランチ、トップ下など様々なポジションで起用され、あらゆるところで結果を残してきた。そのコンディションの良さを買って今回飛び級の招集に至ったという。

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