大橋祐紀

所属クラブ:サンフレッチェ広島(日本)
年齢:27歳

大橋祐紀は、今季サンフレッチェ広島でブレイクしている27歳の点取り屋だ。

中央大学を経て2019シーズンに湘南ベルマーレでプロ入り。5年目の昨季23試合13得点を決め、複数クラブによる争奪戦の末に今冬広島への加入を決めた。

開幕で2ゴールを決め、その後もコンスタントに得点を重ねて今季公式戦で8ゴール。負傷離脱後はやや調子を落としたが、先日のルヴァン杯で復調をアピールする得点を決めた。

ゴール前での得点感覚に優れ、クロスに対するヘディングも強い。また泥臭さとプレッシングも厭わず、先日引退した岡崎慎司の役割を期待できる。

知念慶

所属クラブ:鹿島アントラーズ(日本)
年齢:29歳

コンバートの成功例は数あれど、ここまですぐにフィットした選手はそうはいないだろう。

2017年に愛知学院大から川崎入りしたFWは、破壊力あるシュートで大きな期待を寄せられた。ただなかなか殻を破れず、2023年に心機一転鹿島へと移籍した。

その2年目となった今年、ランコ・ポポヴィッチ新監督の提案でボランチへ。FWからボランチという大胆な転向だったが、これが見事にハマった。

今季からJリーグが公表している「デュエル勝利総数」「タックル総数」において全体でトップの数値を計測。ファンからは「ボラン知念」などと形容され、鹿島の躍進を支えている。

沖縄出身の29歳。もし日本代表に呼ばれれば、県内出身者としては我那覇和樹、田口泰士、野澤大志ブランドンに次いで4人目となる。