4位:エンゴロ・カンテ

プレーしたクラブ:カーン、レスター・シティ、チェルシーなど

フランス代表成績:53試合2ゴール

クロード・マケレレの後継者であり、究極なる中盤の破壊者であるエンゴロ・カンテ。2015年の夏にカーンからレスター・シティへと移籍したときには無名であったが、プレミアリーグ優勝に貢献したことで一気に世界のスターとなった。

チェルシーへと移籍したあともすぐにプレミア優勝を経験し、違ったクラブで2年連続のタイトルを獲得するという珍しい選手に。守備的MFながらPFAとFWAの年間最優秀選手賞をダブル受賞するという快挙もあった。

フランス代表でも2018年のワールドカップでは重要な役割を担い、チームの優勝に大きく貢献している。

3位:パトリック・ヴィエラ

プレーしたクラブ:ミラン、アーセナル、ユヴェントス、インテル、マンチェスター・シティなど

フランス代表成績:107試合6ゴール

1998年のワールドカップとEURO2000を制覇したフランス代表の中心選手であり、2004年にアーセナルを伝説の無敗優勝に導いた「インビンシブルズ」の中核。

190cmを超える長身、スピードとパワーを兼ね備えた身体能力、パス、ドリブル、シュートと隙がない万能性、守備から攻撃に至るまでの幅広い貢献。世界で最もパーフェクトな選手であった。

晩年には怪我が多くなってしまったことから30代は苦しいキャリアとなってしまったが、全盛期の彼は誰にも置き換えられないほどの存在だった。

2位:ミシェル・プラティニ

プレーしたクラブ:ナンシー、サンテティエンヌ、ユヴェントス

フランス代表成績:72試合41ゴール

1983年から1985年までのバロンドールを連続受賞したフランス代表の「将軍」。開催国として戦ったEURO1984優勝の立役者であり、感動をもたらしたキャプテンでもあった。

サッカーの歴史上最も偉大なプレーメーカーのひとりでもある彼は、圧倒的なパスセンスとフリーキックの技術を持ち、エレガントで知的なアタッカーであった。クリエイティブでありながらストライカー顔負けの得点力も持ち、両足から正確なシュートを放った。

「ル・ロワ(王)」とも呼ばれるほどのリーダーシップを持ち、ユヴェントスとフランスに数多くのタイトルをもたらした。

1位:ジネディーヌ・ジダン

プレーしたクラブ:カンヌ、ボルドー、ユヴェントス、レアル・マドリー

フランス代表成績:108試合31ゴール

ゴミスで7人目!Jリーグにいた「フランス国籍選手」6名。全員覚えてる?

ジネディーヌ・ジダンは史上最高のフランス人ミッドフィルダーである。そしてあらゆるポジションを合わせても史上最高のフランス人選手である。それに異論を唱える人もほとんどいないだろう。

1998年のワールドカップとEURO2000を制覇するにあたって、ジダンが繰り出す魔法のようなトラップやパス、シュートは不可欠なものであった。

クラブレベルでもユヴェントスやレアル・マドリーで世界の頂点を極め、選手として獲得できるタイトルを全て手にした。そして監督としてもチャンピオンズリーグを何度も制覇した。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)