U23アジアカップのグループステージ最終節で対決する日本と韓国。

U-23日本代表が対峙する韓国のGKは背番号1のキム・ジョンフンになるだろう。ここまで2試合でゴールマウスを任された彼は、韓国1部の全北現代でプレーする23歳の守護神だ(2001年生まれ)。

全北には名GKが多く、クォン・スンテ(元鹿島アントラーズ)やソン・ボムグン(現湘南ベルマーレ)らを輩出してきた。ソン・ボムグンが2023年にJリーグに移籍した後に補強したGKが故障したため、若手のキム・ジョンフンが抜擢された。

188cmの彼は安定した守備能力とセービングが評価されているというが、『spochoo』によれば、「幼い頃からGKがショートパスを出すスタイルが好きだった。それは自分に合っている」とも語っているそう。

彼は2023年のアジア競技大会で優勝した韓国代表のメンバーでもある。同大会で韓国は野球でも優勝しており、金メダルを獲得した選手たちは兵役が免除される特例措置を受けた。キム・ジョンフンは同大会で1試合も出場していなかったが、試合出場した選手のみが該当するという文言は2020年に削除されており、彼も兵役を免除されたとのこと。

日本の守護神である小久保玲央ブライアンと同じように彼もここまでの2試合で無失点。20歳のエースFWイ・ヨンジュンも「自分たちのミスで難しい状況もあったが、ジョンフン先輩の好セーブで危機を乗り越えられた」と信頼を寄せている。

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もし、日韓戦が90分で決着しなかった場合にはPK戦になるが、キム・ジョンフンは日本相手にどんなプレーを見せるだろうか。

なお、『Transfermarkt』によれば、彼はプロキャリアでPK戦を除いてPKを3回経験しているが、全てキッカー側が成功しているとのこと。

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