かつてマンチェスター・ユナイテッドで長く活躍した元イングランド代表DFウェズ・ブラウン。
アレックス・ファーガソン監督が率いた黄金期のクラブで最終ラインのユーティリティプレーヤーとして重要な役割を任され、数多くのタイトル獲得に貢献した名選手だ。
その際には週給5万ポンド(およそ900万円)、年俸に直せば5億円ほどを稼いでおり、2000万円以上のベントレーを乗り回し、10億円の家を買っていたものの、昨年多額の借金を抱えて破産宣告を受けた。
そこに至った理由は「不適切な不動産投資」であると伝えられている。ブラウンが700万ポンド(およそ13.3億円)で買った農場は、7年もの間買い手が見つからず、最終的に3分の1ほどの額にしかならなかったそう。
また、元妻のリアンと別れたために高額な慰謝料を支払わなければならなくなったとか。
『Daily Mail』によれば、ブラウンは今回ベン・ヒースが運営しているYouTubeに出演し、破産に至った理由を以下のように語っている。
「沢山のお金を稼いでいる時には、そこに適切な人材が必要だということだ。それが大事だ。そして、それが私に欠けていたものの一つだと思う。
会って相談できる人は多くなかったし、私はそのようなことに何の興味も抱いていなかった。
長い話になるので細かいことには触れないが、若い頃から一種の投資に夢中になっていた。多くの人々がそうだと思うが、しかし本当にそれを理解してはいなかった。そして昨年、あのようなことになった」