先月、マンチェスター・ユナイテッドの名DFであった元イングランド代表DFウェズ・ブラウンが、多額の負債を抱えて破産宣告を受けた。
アレックス・ファーガソン監督の時代には右サイドバックとセンターバックをこなすユーティリティープレーヤーとして活躍し、バックアップとしても非常に高い信頼を寄せられていた。
しかし2018年に現役引退後は、かつての仲間のように豪華なライフスタイルを送りたいと始めた不動産投資に失敗。妻とも別れることになり、生活苦に陥ってしまったとのことだ。
ただ、そんなウェズ・ブラウンに手を差し伸べているのもマンチェスター・ユナイテッドの仲間や後輩たちであるそう。
『Mirror』によれば、マーカス・ラッシュフォードは現在自分の家の一つをウェズ・ブラウンに「友達価格」で貸し出し、生活をサポートしているとか。
またウェイン・ルーニーやマイケル・キャリックもラッシュフォードと同じようにブラウンの支援を行っているとのこと。
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記事によれば、ブラウンは現役時代に得ていたお金のほとんどを不動産投資に回したものの、700万ポンド(およそ11.9億円)で買った農場を7年かかって240万ポンド(およそ4.1億円)で売らざるを得なくなるなど、多くの損失を出していたそう。
このような厳しい状況に陥っているブラウンであるが、今月末にはニッキー・バットやトレヴァー・シンクレアらとともにレジェンドチームを結成し、チャリティーマッチに参加する予定であるとのこと。