FW伊藤達哉が所属するドイツ2部1FCマクデブルクとキットサプライヤーのhummelは10日、UEFAカップウィナーズカップ(CWC)の優勝50周年を祝した記念ユニフォームを発表した。14日のリーグ戦で選手が着用する。

1.FC Magdeburg 2023-24 hummel Special Edition

マクデブルク 2023-24 hummel カップウィナーズカップ 優勝50周年記念 ユニフォーム

ここまでクラブ唯一の国際タイトル獲得となっているCWCの優勝から半世紀。50周年記念ユニフォームは当時と同じようにホワイトを基調とし、中央に太めのブルーのストライプを配したデザイン。

背面にも同じようにストライプをデザインするが、ボックス型のネームナンバースペースと重なるため、見た目が少々ユニークな形状となった。

このユニフォームは公式戦での着用を予定しているが、偉大なタイトル獲得チームに敬意を表し、胸・袖の各スポンサー企業はロゴ掲出の権利を行使しなかった。これにより、1974年当時の雰囲気を感じさせるユニフォームが完成している。

CWCとは“カップウィナー”の名の通り、1998-99シーズンまで開催された各国のカップ戦王者による大会。かつては欧州3大タイトルの一つに数えられていたが、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)に吸収される形で消滅した。

1973-74シーズンの決勝で、マクデブルクはイタリアの名門ミランと対戦。74年5月にオランダのフェイエノールト・スタディオン(デ・カイプ)で行われた一戦を2-0で勝利し、クラブ初にして現時点で唯一の欧州タイトル獲得となった。

襟の内側には、その決勝戦の日付、会場、対戦相手とスコアが刻まれ、偉大なチームを讃えている。

この50周年記念ユニフォームは特別なデザインをあしらったボックスに収納され、4600着限定で販売。内側には優勝トロフィーを掲げる選手の写真をデザインしている。

当時の大会は、1回戦、2回戦、準々決勝、準決勝までをホーム・アンド・アウェイ方式で開催。そのためマクデブルクは決勝戦を含め9試合を戦った。ボックス裏にはその全9試合の記録を掲載し、タイトル獲得までの軌跡を完全網羅したものとなっている。

チャンピオンズリーグ決勝から消えた「3つの名門スポーツブランド」

CWC優勝50周年記念ユニユニフォームは、クラブ公式オンラインストアで10日に発売。ただし、ほとんどのサイズは既に売り切れとなっている。

そして、4月14日にホームで行われるブンデスリーガ2部第29節のハンブルガーSV戦で、選手がこのクラシックなユニフォームを着用予定だ。

現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。懐かしいユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。

【Qoly × LFB Vintageはこちらです】

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介