上田綺世が所属するフェイエノールトは宿敵アヤックス相手に6-0という歴史的大勝を飾った。

ただ、先発したメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスにも、後半32分にそのヒメネスとの交代で投入された上田綺世にもゴールはなかった。ヒメネスは今季21ゴールを決めているが、最近は得点が減少しており、批判を浴びている。

かつてフェイエノールトのユースで育ち、PSVでプレーした経験もある元オランダ代表FWレネ・ファンデルハイプは、「彼の落ち込みがどれほど大きいか。ありえないほどだ。トップクラブには行けないよ。38試合(1シーズン)全てでいいストライカーなどいないが、落ち込み方が大きすぎると10人でプレーしているようになる…彼はボールキープすらできない」などと『KieftJansenEgmondGijp』で指摘。

また、かつてアヤックスやPSVでプレーした元オランダ代表FWウィム・キーフトもこう述べていた。

「彼は自分のことで頭がいっぱいだ。1vs1の大チャンスもあったし、至近距離からの決定機もあった。だが、完全に消えてしまった。

フェイエノールトのアプローチによるところも少しある。あと2年は彼をキープすることもできるが、いつかは売却したいとも考えている。

とはいえ、加入当初は少し適応に問題があったとはいえ、それ以上のものがあった。一時は緩んだこともあった。突然何もできなくなるということはありえない。自信とも関係があるだろう。

彼はある時点で邪魔者になる。ただ、彼らが買った小さな日本人(上田)も大したことはできないがね」

61歳のキーフトは、EURO1988の優勝メンバーであり、1990年ワールドカップにも出場した経験がある。彼の身長は190cmほどで上田は182cmほど。

日本代表、W杯メンバーになった身長160cm台の小さな巨人たち

『World Population Review』によれば、オランダの成人男性の平均身長は183.78cm、成人女性の平均は170.36cmでどちらも世界で最も高いとか。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手