日本人選手もプレーするスコットランド1部セルティックFCとキットサプライヤーのadidasは13日、特別なコレクション「Irish Origins collection」を発表した。

セルティックはアイルランドにルーツを持つクラブ。このコレクションは、アイルランドで祝祭の日となる3月17日の「セント・パトリックス・デー(St. Patrick's Day)」のタイミングに合わせてリリースしている。

ここでは本コレクションから、2つのアイテムに焦点を当ててご紹介しよう。どちらも春夏の街着に使いたくなるデザインだ。

セルティックはスコットランドの名門だが、そのルーツは隣国アイルランドにある。

クラブが1887年、貧困や無職に苦しむグラスゴーのアイルランド移民の救済というチャリティ目的で、2人のアイルランド人兄弟によって設立された。

そのような背景を持つことから、クラブとアイルランドのつながりは深い。そして本拠地セルティック・パークでアイルランドの国旗が見られる理由でもある。

「セント・パトリックス・デー」とは、アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックスの命日。アイルランドでは祝祭の日となり、街中がシンボルカラーの緑一色に染まる日だ。そして、セルティックにとってもルーツを祝う大切なイベントとなる。

セルティック × adidas 2024 Origins トラックジャケット

セルティック × adidas 2024 Origins 半袖ジャージ

「Irish Origins collection」と題した本コレクションのアイテムには、通常のエンブレムから四葉のクローバーだけを抜きだして配する。なお、アイルランドの国花は三つ葉のクローバーだが、セルティックは幸運のシンボルとカトリックの十字架に似た四つ葉をエンブレムに使用している。

本コレクションは上記のジャージとトラックジャケットの他に、ポロシャツ、パーカー、パデッドジャケット、トレーニングトップなど計7アイテムが登場。

パデッドジャケットを除き、全てがアイリッシュグリーンを基調としている。

アイルランド国旗(グリーン、ホワイト、オレンジ)のカラー構成も、そしてコレクション名も、全てはルーツがアイルランドであることを示している。クラブの“アイルランドへの想い”を表現したデザインだ。

いま「街着にしてみたい」おしゃれサッカーユニフォーム5選

「Irish Origins collection」はセルティックの公式オンラインストアで販売中。

なお、「セント・パトリックス・デー」に最も近い16日のホームゲーム(セント・ジョンストン戦)で、選手たちはスタジアム入りの際にこのジャージとトラックジャケットを着用していた。

現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。懐かしいユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。

【Qoly × LFB Vintageはこちらです】

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名